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●薩摩焼 さつまやき

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 薩摩藩領産陶磁器の総称。島津義弘が朝鮮役で80余の朝鮮人男女を連れ帰り,開窯させたことに始まる。[1]竪野窯系 市来神之川上陸の金海(星山仲次)が義弘の居地帖佐に宇都窯を,その加治木移住にしたがい御里窯を,家久の代に鹿児島に移り1620年(元和6)堅野窯を開く。斉彬の代に御庭焼開窯。[2]苗代川系 1599年(慶長4)串木野上陸の40余人が串木野窯を,1603年(慶長8)市来に移り朴平意を中心に苗代川窯を開く。1704年(宝永1)30余家内60余人が鹿屋に移り農暇に笠之原窯開窯。1844年(弘化元)錦手方設置,翌々年南京窯開窯。維新後藩の保護を失い衰微したが,12代沈寿官らの努力により復興。[3]龍門司系 芳仲が1602年(慶長7)帖佐に開窯したに始まり,加治木の龍口・吉原などを転々として山元碗右衛門が1688年(元禄1)龍門司に開窯。薩摩焼には日木山・平佐・南京窯などの磁器もあったが廃絶。黒陶と白陶を柱とし,錦手などの絵付もある。

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