●冊府元亀 さっぷげんき
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中国の類書の一つであり,また『太平広記』『太平御覧』『文苑英華』とともに,宋代の4大編集の一つである。王欽若らが真宗の命で1005年(景徳2)から1013年(大中祥符6)のあいだに編集した1,000巻に及ぶ膨大な類書である。もともと類書とは経・史・子・集の広い範囲にわたった内容を事項によって分類記載したものである。しかし本書は元題を『君臣事迹』といったことからも知られるように,歴代君臣の政治に関する事蹟を集め,帝王・テイ※注1※位から総録・外臣にいたる31部,1,104門に分類し列挙している。唐代の類書が詩文を中心に編集し,詩文作成のための参考書であったのに対して,本書は六経子史を主とし,小説の類はいっさいいれていない。よって歴代の制度沿革を総述した歴代会要ともいえる内容で,とくに唐・五代の詔令・上奏が詳細に収録されている。本書は上記の各時代史の研究に欠かせない必読の文献である。
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