50音順    検 索

●薩長同盟 さっちょうどうめい

アジア 日本 AD 

 1866年(慶応2)l月21日,薩長両藩間に結ばれた長州再征への攻守同盟。1862年(文久2)以来,公武合体運動を進める薩摩藩と,尊王攘夷運動の担い手であった長州藩とは,しだいに対立を深めていった。1863年8月18日の政変,禁門の変はこのことを決定づけたようだった。だが,第2次征長以降,幕府が権力強化の姿勢を強めるに照応して,両藩指導層の接触は急速に進んだ。1865年,幕府が長州藩再征を決定すると,薩摩藩の西郷隆盛・大久保利通はこれに反対,幕府が再征を強行するなかで,薩長両藩は土佐の坂本龍馬中岡慎太郎の仲介によって和解し,薩摩藩代表小松帯刀・西郷隆盛・大久保利通と長州藩代表の木戸孝允が京都薩摩藩邸に会合し同盟を結んだ。内容は6カ条から成り,幕府との開戦・非開戦および勝敗いずれの局面においても両藩が協力すべきことを約している。幕府が第2次長州征伐に失敗したのちも,両藩は提携を強め,討幕運動の中心勢力となった。