●刺網 さしあみ
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“さし網”とは,魚群を初めとする水産動物を,網目にかけたり,絡ませたりして捕採する網具である。したがって,捕採対象となる水産動物の種類はもとより,その生育の季節にあわせ,同一対象物であっても網目の大きさが異なる場合が多い。刺網には,海面に近いところを移動するイワシ・サンマ・サバ等を捕獲する浮刺網,中層にかける中層刺網,海底にかける底刺網などの種類があるほか,漁網全体を固定するもの,固定しないで流しておくものなどの別もある。網具は,最も簡単に磯根付近に張立てるイソタテ網(エビ網ともいう)やカレイ・ヒラメ等をやや沖合で捕獲するもの,深場でタイ・タラ等を捕獲するものなどがあるほか,大型のものとしては,北洋の母船式カニ刺網,サケ・マス等の流網など種類は多い。また,近年,磯立網にも工夫がなされ,三枚網(地獄網ともいう)などがあり,使用制限をしているところもある。