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●左丘明 さきゅうめい

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 生没年不明 中国,春秋時代の魯の太史で,『春秋左氏伝』『国語』の著者と伝えられている。孔子とともに魯の『史記』をみる機会があり,孔子はのちに魯の『史記』をもとに『春秋』を著して,弟子たちに教えた。しかし弟子たちが学んだものがそれぞれ違っていたところから,左丘明は,孔子の真意を伝えるために,『春秋左氏伝』30巻を著したと伝えられている。ただ,『春秋左氏伝』は,孔子が著した『春秋』の意味について説明しており,『国語』は,それを補ったものといわれ,両者の関係が深いことはたしかである。左丘明については,ほとんど手がかりがなく,不明であり,姓も左か,左丘かわかっていない。『論語』にみえる左丘明が『春秋左氏伝』の著者と同一人物であるかどうかも疑われており,『春秋左氏伝』そのものにも偽作説があって,明らかでない。