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●左義長 さぎちょう

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 小正月に行われる火祭り。サギッチョとかサギチョウという呼称は,京都府・福井県・静岡県の一部などで,ほかではドンド・サイトウ・ホッケンギョなどである。三毬杖・三鞠打と記される平安朝の宮廷行事の一つであったことが知られており,語源は簡単に3本の竹または木を結んで三脚にして立てたことによるらしい。日取りは,正月14日夜か15日夜が多いが,九州ではオニビといって7日に行い,徳島県・長野県などでは盆に行うところもある。村はずれの川原など特定の場所に太い木を三脚の形に立て,まわりを藁などで囲い,子供たちが各戸から集めた正月の松飾りを取りつけて焼く。小屋のようにつくって,初めに子供たちが餅などを共食してから焼くところもある。竹の先に餅や団子をつけて焼き,これを食べると病気しないとか,書き初めを火にかざして高くあがると上手になるなど全国的にいわれている。関東甲信越では道祖神祭と結合している。

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