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●佐賀の乱 さがのらん

アジア 日本 AD1874 明治時代

 1874年(明治7),佐賀でおこった士族反乱。前年から禄制処分に対する士族の不満,政府の改革に対する農民の不満などがつのり,朝鮮国遣使・出兵の議論も沸騰してきた。政府部内でも対朝鮮国政策で意見が分かれ,遣使・出兵を主張する板垣退助・西郷隆盛・江藤新平後藤象二郎・副島種臣の5参議は免官となった。いわゆる明治6年の政変である。佐賀地方では封建復帰を願う憂国党と朝鮮出兵を主張する「征韓党」とが結集して武器・弾薬を準備しつつあった。この騒ぎを鎮めようとした島義勇(憂国党)と江藤新平(征韓党)は,各首領へと担がれてしまった。政府は大久保利通が直接指揮をとり,岩村高俊佐賀県権令に軍隊をつけて鎮撫にあたらせたので,士族たちも反政府軍と政府軍の両方に分かれて激戦となった。結局政府軍が勝利を収め,江藤・島らは脱走したが捕えられ処刑された。この内戦は政府の謀略によるものとみるむきが強い。

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