●サウジアラビア王国 サウジアラビアおうこく
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アラビア半島の5分の4を占める西アジア最大面積(約215万平方キロメートル)の国で,首都はリヤド。アラビア半島南西部は古来交通・貿易の中継地として栄えたが,イスラーム教の開基により,政治・文化の中心はヒジャーズに移った。教勢の発展とともにメッカ・メディナの地位はゆるがなかったが,7世紀末のイブン=アッズバイルの没落を境に衰えはじめた。アッバース朝の興起後は,イスラームの諸異端派が推す地方政権の闘争の場となり,16世紀に入りオスマン帝国の主権下にあったが.18世紀中ごろワッハーブ派の改革運動と提携したサウード家のアブドゥル=アジーズは,1902年リヤドを奪回,1927年にはイギリスと同盟条約を結び,ヒジャーズ=ナジドおよびその属領の完全な王と認められ,やがて1932年国名をサウジアラビア王国と定めた。国民の圧倒的多数は,ワッハーブ派に属し,厳格な戒律に服している。
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