●財政投融資 ざいせいとうゆうし
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政府に集積される公的資金を一定の計画(財政投融資計画)に従って,政府企業・民間企業などに出資・融資する国の金融的活動。財政投融資はその資金(原資)が有償であることから,公共事業支出のような他の財政投資・政府投資とは異なり,収益を生むことを要求される。が,一方,財政政策上の目的遂行のためになされるという点では,利潤動機にもとづく民間での投融資活動とも異なる。この制度は,1953年(昭和28)に設立され,以来,その規模は増大傾向を示し,“第2の予算”と称されるほどの重要性をもってきており,1973年度よりは,国会の審議・議決の対象となっている。一般会計予算に比べて,より弾力的に運用されることが可能であり,経済状況に応じて増減させうるので,景気調整政策としても有効であるといわれる。原資は,郵便貯金・厚生年金・国民年金などの資金運用部資金を中心に,簡易生命保険および郵便年金の積立金による簡保資金・政府保証債・政府保証借入金・産業投資特別会計の4項目より構成され,公社・公団・地方公共団体など約50種類の機関に対して投融資が行われている。