●最高裁判所 さいこうさいばんしょ
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最高裁判所は,わが国におけるただ一つの最高の裁判権をもつ終審裁判所であり,東京都に設けられている。裁判官は計15名で,長官は,内閣の指名にもとづいて天皇が任命する。そのほかの裁判官14名は,内閣が任命し,天皇が認証するが,70歳の定年まで,国民審査による罷免のほかはその地位を保障されている。審理および裁判は,長官および14名の裁判官全員で構成される大法廷と,5名ずつの裁判官で構成される3組の小法廷で行われる。大法廷は,法律・命令・規則・処分などの違憲性を審査する違憲立法の審査や法令解釈についての問題などを審理し,小法廷は,通常事件の審理を扱う。裁判権については,下級裁判所の判決に対する上告など。また特別抗告,訴訟関係手続などの規則制定権,それと司法行政権をもっている。〔参考文献〕兼子一・竹下守夫『裁判法』1978,有斐閣