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●災害 さいがい

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 異常な自然がおこす現象とか,あるいは人為的な原因などによって,人命や,人間の社会生活がこうむる被害をいう。たとえば,風水害とか地震や津波・火災・伝染病など,いろいろな種類がある。以下,災害の1例を示す。

五畿七道にわたる大地震】五畿内と東海・東山・北陸・山陰・山陽・南海・西海七道の大地震。ここでは上古の2例をあげる。[1]天平の大地震は,734年(天平6),〈戊戌の地大いに震う。天下百姓の廬舎壊れ,圧死者多し〉(『続日本紀』)。[2]仁和の大地震は,887年(仁和3)7月30日辛丑,〈申時地大いに震動し,数尅を経歴し,震なお止まず〉(『三代実録』)。

安政の地震津波】1854年(嘉永7・安政1)の安政地震津波は,房総から九州にいたる海岸を襲い,全壊2万戸,半壊4万戸,焼失6,000戸,流失1万5,000人,死者約3,000人,波高は久礼16.1m,種崎11mにおよんだ。