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●財 ざい

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 人間の物的・心的欲求を満たすべき性質を有しているもの。その非物質的・無形的財をしばしば,サービスといい,財・サービスと併称されることがある。財には,その存在量が人間の欲求に比して無限に近いものである自由財(たとえば,水や空気)と,稀少であるがゆえに,その取得に対価を支払わねばならない経済財とがある。ただし,この区別は相対的なものであり,“砂漠における水”や“きれいな空気”のようなものは経済財としての性質を有することとなる。また,消費者によって使用されるか,生産者によって生産手段として使用されるかに応じて消費財・生産財の区別がなされる。また,その使用が1回限りか,複数回にわたって継続するかに応じて,単用材・耐久財に区別される。二つの財のあいだに,おたがいに需要を喚起し合う関係(たとえば,コーヒーと砂糖)があるか,代用的関係(たとえば,コーヒーと紅茶)があるかによって,補完財・代替財と区別され,また,所得の増加が需要をより高めるか低めるかに応じて上級財・下級財に区別されることもある。