50音順    検 索

●金毘羅信仰 こんぴらしんこう

アジア 日本 AD 

 香川県西部(讃岐)琴平町象頭山にある金刀比羅宮に対する信仰。古くは象頭山に対する海上生活者たちの守護神としての信仰。瀬戸内海の行商の廻船の水夫によってその信仰は拡大し,丸亀藩の江戸屋敷の大名屋敷神として開放され,はやり神となったことも手伝って広がったもの。象頭山は地域社会の霊山。山麓の部落の氏神。今でも宮座が続き毎秋祭りが行われている。この山容は形が個性的なため航海の目印となりやすい。金毘羅は仏教上の十二神将の一つ,インドのクンピーラ,英語の kuinbhura(鰐魚)の音訳で,仏教の守護神たる薬師十二神将の一つで,金毘羅大将または金毘羅童子とされている。この信仰は室町から江戸にかけて発展している。金毘羅講も組織され,東国の客は難波より金毘羅船で高松・丸亀へ送られている。下津井に通ずる金毘羅街道を通ってくる。奉納金毘羅大権現の幟を流すと,見つけた者が,本社まで届ける風習まである。

01

02