●コンスタンティヌス2世 コンスタンティヌスにせい
AD312
312/317〜340 ローマ皇帝(在位337〜340)コンスタンティヌス1世(大帝)とファウスタとの長子。副帝としてガリアを統治(335〜337)。父帝の死後二人の弟コンスタンティウス2世・コンスタンスとともに正帝となり帝国を三分。自らはブリタニア・ガリア・スペインを統治した。長子の特権をふるい,イリュリア・イタリア・アフリカを統治する末弟コンスタンスと抗争,アフリカとイタリアを要求して340年イタリアに侵入。しかしアクィレイア付近で戦死した。コンスタンスもまた350年マグネンティウムの乱でたおれ,第二子コンスタンティウス2世の単独支配となる。325年ニケーア宗教会議において,大帝はアタナシウス派を正統と認めていたが,アリウス派支持者であった弟コンスタンティウスに対し,コンスタンティヌス2世は正統派に属し,アタナシウスのトリエル亡命中これを保護した。