50音順    検 索

●ゴローニン

NIS諸国 ロシア連邦 AD1776 ロシア帝国

 1776〜1831 ロシアの海軍士官,海洋探検家。海軍兵学校卒業後イギリスに留学。ディアナ号の艦長となり,1807年世界周航に出発。ケープタウンを経て,1811年千島列島にいたり,探検・測量に従事した。薪炭・食糧補給交渉のためクナシリ島に上陸したところを幕府役人に捕えられ,北海道に護送されて松前で2年3カ月の幽囚生活を送った。当時は,レザノフの部下フヴォストフとダヴィドによる樺太クシュンコタン襲撃(1806)とエトロフ島攻撃(1807)の直後で,日本側の対ロシア感情が悪化していたのである。ディアナ号副長リコルドはゴローニン抑留の報復として海上で日本商船を攻撃,クナシリ航路開拓者高田屋嘉兵衛を捕えた。しかし結局,フヴォストフらの行為とゴローニンの行動が無関係であることが幕府役人に了解され,ゴローニンは高田屋嘉兵衛と交換で釈放された。帰国後松前での抑留体験を『日本幽囚記』として公刊した。

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