50音順    検 索

●コルネイユ

ヨーロッパ フランス共和国 AD1606 フランス王国

 1606〜1684 フランスの劇詩人。ルーアンに生まれ,初め弁護士となる。処女喜劇『メリット』(1629)の成功ののち,数編の喜劇を発表し枢機卿リシュリューに認められる。悲劇『ル=シッド』(1636)が空前の成功を収めるが,反感も買い〈ル=シッド論争〉がおこる。リシュリューの命令でアカデミー=フランセーズは『ル=シッドに関するアカデミー=フランセーズの意見書』を発表し,主題が不道徳で三単一の規則が守られていないと批判した。以後,規則に従った『オラース』(1640)・『シンナ』(1642)・『ポリュークト』(1643)を発表し大悲劇作家としての地位を築き,1647年にはアカデミーの会員となる。一時『ペルタリト』(1651)の失敗で劇作から遠ざかるが『エディップ』(1659)により,フーケ財務長官にひきたてられ復帰。その後はかつての精彩を欠き,新進のラシーヌと張り合おうとするが分がなく,1674年に引退した。

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