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●御幣 ごへい

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 みてぐらともいう。手にささげもつ神の座,すなわち依代(よりしろ)ということでもある。布を用いることもあるが,主として紙をさまざまの形に裁ち,皮をはいだ棹(さお)やタケ・クワ・ヨシなどの頭部を浅く裂いてそれに取りつける。頭家の門前に立て,神幸の行列の先頭に捧持し,不浄を祓(はら)うのに用い,鎮守神産土(うぶすな)神の象徴や依代(よりしろ)としたり,個人的な祈願の対象とする神仏の依代・シンボルとして祭壇に安置することもある。祈りや祭りの対象となる神仏の性格にあわせていろいろな形につくられるところから,山形県の圧内地方などのように“きりはらい”というところもある。秋祭りの宵に社堂の境内で行われる会式角力(えしきずもう)の勝者に,根のついた孟宗(もうそう)竹やブナの幹に幣紙を取りつけて授けるところが東北地方には多い。密教や修験道では梵天(ぼんてん)という。