●コブデン
ヨーロッパ 英国 AD1804 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1804〜1865 イギリスの政治家。自由貿易促進運動を推進したマンチェスター学派の指導者。サセックスの農家に生まれ,1828年キャラコ商人となった。1832年マンチェスターに住み,キャラコ捺染業でコブデン=プリントの名声を全国にとどろかし,年収1万ポンドに達する大資本家となった。1838年数人のマンチェスター商人とともに穀物法廃止運動を開始し,翌年には反穀物法同盟という全国的組織をつくり,ブライトとともにその指導者となった。1841年下院議員となり,議会の内外で運動を展開して,1846年穀物法廃止に成功した。その後1846〜1847年には大陸諸国を歴訪して,自由貿易を説いた。また国際平和と軍備縮小を内外に訴えた。クリミア戦争やアロー戦争に反対して,1857年パーマストン内閣の外交政策に対する弾劾動議の成立に成功したが,同年の総選挙で落選した。1859年下院に返り咲いたのち,1860年にはフランスとの通商条約の締結に尽力し,関税引き下げを実現させた。