●ゴッホ
ヨーロッパ オランダ王国 AD1853
1853〜90 南部オランダの牧師の長男に生まれ,16歳のときハーグの画商店員となり,ロンドン,パリに転勤したがやがてやめ,25歳,伝道師になろうとベルギーの炭坑で活動,やがて免職。27歳で画家への志を固め,画商店員の弟テオの終生続く兄思いの愛情と援助に支えられ,ブリュッセルをはじめ,オランダ各地を転々としながら烈しい修業を続けた。33歳パリに出て印象派の絵に接したこと,ロートレック,ゴーガンらを知ったこと,日本の浮世絵に感動したこと,南仏アルルに赴いて鮮明な風物に接したことなどが,彼の画家としての方向と運命を決定した。やがてゴーガンとアルルで共同生活をしたが,宿命の精神病が災いして失敗,自分の右耳を切断する不幸な結末となった。1889年その治療のため入院したパリ近郊の病院でピストル自殺し“炎の生涯”を閉じた。彼の画風はフォヴィズムをはじめ,現代絵画にまで強い影響を及ぼしている。
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