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●ゴッパル

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 1893年(明治26)に刊行された『南島巡航記』のなかで鈴木経勲が紹介したグアム島の少数民族のこと。同書における鈴木の記述からチャモロ語のグパラオの聞き違いと推察できる。グパラオとはチャモロ語カロリン諸島人を意味し,また田舎者をも意味する語でもある。グアムの・か南方には,海抜わずか1〜2mのカロリン諸島の環礁が散在するが,それらの環礁が台風の高波や津波などで洗われた際,カヌーに乗ってグアムに避難して来た人々がいて,先住のチャモロ人のもとで最下層民として扱われていた。彼らの子孫は,その後,ハワイ語で「人間」を意味する“カナカ”といわれていたが,現在はその語が蔑称であるとして使われなくなり,カロリンアンといわれる。