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●呉朝 ごちょう

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国王朝名。[1]春秋時代の諸候国の一つ(?〜前473)。周の文王の伯父太伯が建国したという伝説がある。入墨,断髪の風習をもつ漢民族とは異なる民族。前6世紀ころ,寿夢の時代,中原諸国へ進出したが,越と対立し,越王勾践に敗れ(前473),併合された。[2]三国時代の三国の一つ(222〜280)。後漢末,その時代の群雄であった孫堅,孫策父子は江南に一大勢力を築いていた。孫策死後,弟の孫権は劉備と同盟を組み,曹操を赤壁に破り,222年(黄武1)自ら呉王となり,江南の地に建国,主都を建業(現在の南京)に置く。孫権死後,国勢衰え西晋武帝に滅ぼされた。[3]五代十国の一つ(902〜937)。別名,淮南国。自ら淮南節度使を称した楊行密が,唐朝から902年,呉王に封ぜられ建国する。揚州を中心に淮水の南から江東にかけて支配した。死後,軍権を握っていた徐温が王の子渥を殺し,その弟隆演をたて国政をほしいままにしたが,4代で南唐に国を奪われた。