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●ゴータ綱領 ゴータこうりょう

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD 

 1875年ドイツ社会主義労働者党結成時,ゴータで会合し採択した党綱領。三月革命後,沈滞ぎみの社会主義運動は,ラッサール派=全ドイツ労働同盟が中央付近,アイゼナハ派ベーベル・リープクネヒト,社会民主労働者党は地方に勢力を拡大,相互に対立。1874年1月,総選挙で両派協力し9名当選したがビスマルク政府の弾圧激化。このなかで1875年2月,両派の合体会がゴータで開催され,綱領採択。[1]労働はあらゆる富と文化の源泉,収益は平等原則によりあらゆる成員に帰属,[2]生産手段の共有化,[3]賃労働,搾取制の全面的廃止,[4]プロレタリア的階級闘争による解放,[5]普通選挙,標準労働日制定などの具体的要求も含んでいる。マルクスは『ゴータ綱領批判』で妥協の産物,ラッサール的色彩が強いと批判しているが,誤解によるとする反論もある。1891年,カウツキーによるエルフルト綱領採択まで党の指導方針であった。