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●後醍醐天皇 ごだいごてんのう

アジア 日本 AD1288 鎌倉時代

 1288〜1339(正応1〜延元4・暦応2)第96代天皇。在位1318〜39(文保2〜延元4・暦応2)。名は尊治(たかはる)。後宇多天皇の第2皇子で,後二条天皇の弟。両統迭立の原則により31歳で即位,1321年(元亨1)後宇多法皇の申出が幕府に認められ天皇親政を実現,吉田定房北畠親房ら人材を登用,記録所を復活するなど朝廷政治の一新に努めた。儒教的な徳治主義と律令国家の再現(延喜・天暦時代への復古)を政治理想とし,宋学的名分論を学んで討幕を企て,1321年(元亨1)の正中の変,1331年(元弘1・元徳3)の元弘の変の2度とも失敗し,隠岐に流されたが,幕府滅亡により建武の新政を開始した。しかし,儒教的政治思想にもとづく非現実的な政治や公式の不和から新政は3年で崩壊,1336年(延元1・建武3),持明院統光明天皇に譲位。その直後に吉野に逃れて南朝をたてたが,劣勢のうちに義良親王に譲位したのち52歳で没した。天皇の諡号(しごう)は遺言により定められた。