●小崎弘道 こざきひろみち
アジア 日本 AD1856 江戸時代
1856〜1939(安政3〜昭和14),明治・大正期の代表的キリスト教指導者。熊本藩士の家に生まれ,1871年(明治4)熊本洋学校に入る。1876年ジェーンズより洗礼を受けた。同年学校廃校とともに同志社に移り新島襄に学んだ。1879年に卒業後上京して,東京に霊南坂教会を設立。翌1880年,植村正久らと東京基督教青年会を組織した。その機関誌「六合雑誌」に発表した「政教新論」(近代的儒教批判として評価された)などの言論は,当時の思想界に大きな影響を与えることとなる。1885年,番町教会を創設。新島襄の没後,1890〜97年には同志社社長兼校長となる。以後霊南坂教会で伝道に従事して発展させ,また組合教会派を指導した。1912年の三教会同,すなわち神道・仏教・キリスト教の代表者が政府の提唱によって行った会談には,キリスト教側代表者として出席。しだいにキリスト教界の長老的存在となった。