●国立工場 こくりつこうじょう
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二月革命期の失業労働者救済のための組織。1848年2月25日,労働者の生存権を可決した臨時政府は,ルイ=ブランなどのリュクサンブール委員会の要求をかわすため,2日後パリに国立の作業場を設置した。加入労働者は半軍隊式に編成され,土木工事・鉄道施設の建設・街路の清掃などに従事し,日当2フランに加えて一律1.5フランの手当が与えられた。失業者は地方からも流入して予定人数をはるかに上回り,5月には13万人に達した。提供する労働もなく,経費のぼう大なために,政府は18〜25歳の独身労働者を軍隊に編入し,賃金を出来高制としたが,労働者の激しい反発にあう。 6月21日の立憲議会が閉鎖を決議すると,労働者はバリケードを築き抵抗したが,全権を与えられたカヴェニャック陸軍大臣が徹底的に鎮圧し,作業場を閉鎖した。