50音順    検 索

●国際連盟脱退 こくさいれんめいだっだい

アジア 日本 AD 

 日本が満州事変処理に反対して連盟から脱退したことをいう。1932年(昭和7)10月,リットン報告書が公表され,松岡洋右(元満鉄副総裁)首席らの日本の自衛行動の主張が認められず,また満州の国際管理案に賛成する顔恵卿ら中国代表と激しく対立し,すべての問題は連盟総会に移された。結局,連盟総会は,大国が日本の脱退をおそれてなんらの結論を出さず,問題を十九人委員会に付託して閉会した。しかし,翌1933年2月21日,それを審議するための総会を再開した。2月24日の総会は,報告書を賛成42・反対1(日本),棄権1(シャム)で採択,松岡代表は,〈日本政府は日支紛争に関し,国際連盟と協力せんとするその努力の限界に達した〉旨を演説して退場した。3月27日,内田外相は,ドラモンド連盟事務総長に日本の連盟脱退を正式に通告,同時に天皇の詔書が発布された。これにより,日本は国際的孤立化の道を歩むことになった。

01