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●国際平和機関の設立 こくさいへいわきかんのせつりつ

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 戦争を制限し国際平和を樹立しようとする提唱は17,18世紀ごろからみられたが,実定国際法上の制度としての常設的な国際平和機構設立の試みが現れたのは,第一次世界大戦後のことである。1919年(大正8)に国際連盟規約にもとづいて設立された国際連盟がそれで,初めての一般的集団安全保障機構であった。連盟規約の違反国に対し制裁を加えることで国際紛争を解決し,国際平和の達成を期待されたが,第二次世界大戦の勃発とともにこの試みは失敗した。1945年(昭和25)の国連憲章にもとづき国際連合が設立されたが,この新たな国際平和機構は,武力を安全保障理事会と総会による一定の統制下に置くことを前提に,国際の平和や安全の維持に対する責任を負うこととなった。しかし,この一般的安全保障機構は,安全保障理事会における意見の不一致その他で実効的な決定や行動が実施されていないなど,多くの問題を抱えている。