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●胡漢民 こかんみん

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 1886〜1936 中国の政治家。名は衍鴻,字は展堂。広東省番禺県の人。中国国民党の長老。清末に日本に留学し,弘文書院・法政大学で学んだ。孫文と行動をともにし,1905年(光緒31)中国革命同盟会に参加し,機関誌「民報」を足場に論を張った。1911年(宣統3)辛亥革命で孫文に従って南京臨時政府の大総統秘書長になり,その後広東都督とともに大元帥の職権代行者となった。1925年(民国14)孫文が死去すると国民党右派の領袖となる。1928年立法院院長になるが,1931年蒋介石と対立し,南京に監禁され,職も免ぜられた。この事件を契機として,独裁的な蒋介石に対する反対運動がおこり,そのため蒋介石は一時下野した。以後も蒋介石,汪兆銘らと対立し,西南派の中心的存在として重きをなし,国民党内での反蒋,反汪勢力を形成した。また,1932年以来,国民党中央執行委員会西南執行部常務委員をつとめている。1935年ヨーロッパ視察旅行に出発し,翌年1月香港に帰着したものの,急死した。