●ゴーガン
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1848〜1903 パリに生まれ、17歳で船員になり、のち有能な株仲買人となる。趣味として印象派の作品を収集。余技に絵を描いていたが、ピサロと知り合ってついに35歳のとき職と家庭を捨て画家を志す。余技時代はコロー風の自然描写やピサロに学んだ印象主義や、ドガやセザンヌの感化が濃厚であった。38歳ごろブルターニュに移住。その後の4年間が彼にとって大きな転換をもたらした。その間南太平洋のマルティニック島旅行、パリ滞在、アルルでのゴッホとの悲劇的な共同生活があった。再びブルターニュに戻り、日本の浮世絵の影響とみられる平面的・装飾的傾向をみせたが、やがて思索性や情緒性を重視する象徴主義的傾向を帯びる。これは明らかに印象主義の否定であり、同時に彼の新たな総合主義確立への出発であった。『我らいずこより来たり、何であり、いずこへ行くか』(1887)は彼の哲学・芸術を語る代表作である。