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●合理化 ごうりか

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 “合理化”を「歴史学」・社会科学上の重要な概念として提示したのはウェーバーである。彼は人類の歴史的発展は合理化の過程であると考えた。人々の〈呪術からの解放〉という側面をもちつつ,自己規制にもとづく生活態度全般の組織化をもたらすのが合理化の内容であるが,歴史的には,近世においてプロテスタントの倫理に内在する禁欲精神に支えられた経済的合理主義となって現れ,ヨーロッパ近代資本主義誕生の原動力となり,またその発展の推進力でもある。そしてその運動を担う主体として“経営”がある。今日でも合理化の概念はすぐれて経済的かつ経済体制的意味をもって理解されている。具体的には生産物単位あたりの経費節減に集約され,そのための方策として生産の機械化・自動化,大量生産,作業の標準化・規格化の進展,およびそれに伴う人員の削減から労務管理方式の変化や企業教育訓練制度の確立などにまで及んでいる。