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●高師直 こうのもろなお

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 ?〜1351(?〜正平6・観応2)南北朝時代の武将で,足利尊氏の執事をつとめた。1331年(元弘元)の元弘の変から鎌倉北条氏滅亡における功績で,武蔵守に任じられた。建武新政の政府においても,窪所(ルビ くぼしょ)・雑訴決断所の役人に任じられ,武士の所領確立のために努力したといわれる。足利氏の幕府創設にあたって,北島顕家・楠木正行らを敗死させ,かつ関東平定の功で幕府の枢機に参画し,執事の地位についた。しかし,足利尊氏の弟で幕府の政務の実権をもった足利直義や上杉重能らと対立し,高師直は足利尊氏の子,義詮を擁立して足利直義を退け,幕政の実権を握った。しかし,1350年(正平5・観応元)に足利直義の養子,直冬らは,高師直を除くため将士の協力をもとめた。これに対し,高師直は足利直義を征討しようとしたため,直義は南朝に降伏し,翌年に足利直義は兵を挙げて足利尊氏・高師直と戦うことになり,高師直らは敗北,帰順したが殺された。