●皇朝十二銭 こうちょうじゅうにせん
アジア 日本 AD
皇朝十二文銭ともいう。奈良時代から平安時代にかけて日本で鋳造された12種の銅銭。すべて円形方孔,右回りに4字が鋳出されている。もとは直径2.5cmほどのものであったが,しだいに小型になり粗悪になる。各銭の初鋳年月および名称を示すと,[1]708年(和銅元)8月の和同開珎,[2]760年(天平宝字4)3月の万年通宝,[3]765年(天平神護元)9月の神功開宝,[4]796年(延暦15)ll月の隆平永宝,[5]818年(弘仁9)11月の富寿神宝,[6]835年(承和2)1月の承和昌宝,[7]848年(嘉祥元)9月の長年大宝,[8]859年(貞観元)4月の饒益神宝,[9]870年(貞観12)1月の貞観永宝,[10]890年(寛平2)4月の寛平大宝,[11]907年(延喜7)11月の延喜通宝,[12]958年(大徳2)3月の乾元大宝,などで奈良時代3種,平安時代9種。乾元大宝以後,政府は銭貨鋳造をしていない。〔参考文献〕小葉田淳『日本の貨幣』1958,至文堂
![]()