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●抗戦建国綱領 こうせんけんこくこうりょう

アジア 中華人民共和国 AD 

 1938年(民国27)3月27日から4月2日まで,漢口で開かれた中国国民党の臨時全国代表大会において採択された対日抗戦の基本方針。前年の8月に中国共産党が洛川における会議で決定した抗日十大救国綱領にみられる大衆の組織動員という考え方を取り入れ,国民党と蒋介石の指導のもとに挙国一致体制をとることを目的としたもの。綱領は総則・外交・軍事・政治・経済・民衆運動・教育の7項32目からなり,〈全国民衆を団結し,その思想意見を集中して国策の決定遂行に利する〉ために国民参政会を組織するほか,世界の民主勢力との連合,民衆の武装の指導,合作社の奨励,荒地の開墾,民衆の動員,言論・出版の自由,戦時教育などがうたわれている。この綱領は1936年12月の西安事件を契機として成立した第2次国共合作の成果ではあったが,国共対立がしだいに尖鋭化するとともに有名無実化した。