●公安委員会 こうあんいいんかい
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フランス革命が最高潮に達した1793年4月,国民公会内の委員会として設置された最高行政・軍事機関で,ジャコバン独裁の拠点となった。1793年1月にルイ16世が処刑されたのを機に第1回対仏大同盟が成立し,国内では党争が激化して革命は危機に直面した。この緊急事態に対応するため,革命裁判所・保安委員会などとともに設置されたのが公安委員会である。この委員会は9人の委員から成り,7月にジャコバン左派が参加してからはしだいに権限を拡大し,独裁機関化した。とくに,サンキュロットと結んだロベスピエールは中心的メンバーとなり,エベール派・ダントン派を倒して恐怖政治を推進した。最高価格令公布・徴兵制実施・自作農創設・革命暦制定・メートル法制定などはいずれもこの委員会の手による。しかし,テルミドールのクーデタ後は反動派が握り,1795年10月,国民公会解散と同時に公安委員会も廃止された。