●憲法制定会議 けんぽうせいていかいぎ
AD1787
アナポリス会議(1786)の提案にもとづき,連合議会によって,1787年フィラデルフィアで召集された。ロードアイランドを除く12邦の代表55名が参加した。本来の目的は,中央政府を強化するための連合規約(1781年発効)の修正にあったが,バージニア代表が,連合規約と原理的に異なる,邦を超えて直接に人民に働きかける全国民的(ナショナル)な中央政府を提案した。これに,邦の連合体としての中央政府(連合規約)の性質を残そうとしたニュージャージー案が対立し,会議は難航したが,立法府を人民を代表する下院と邦を代表する上院とで構成することを骨子に妥協が成立した。最終的に採択された合衆国憲法案は,数々の妥協を含みながらも,立法・行政・司法の三部を備えたナショナルな性格をより強くもつ連邦政府を規定した。憲法案は連合議会の承認を得た上,各邦の批准会議にかけられ,賛成派の“連邦派”と反対派の“反連邦派”の激しい論戦を経て,1788年必要な3分の2以上の邦の批准を終えて発効した。