●建仁寺 けんにんじ
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京都市東山小松町にある臨済宗建仁寺派の総本山。京都五山の一つ。1191年(建久2)南宋より帰国した葉上房栄西が,ときの将軍源頼家から鴨川畔の現在地の寄進を得て,南宋の百丈山大智寿聖禅寺(浙江省)をモデルとして1202年(建仁2)に建立した京都最初の禅寺。初めは台山の延暦寺に属していたが,1265年(文永2)宋僧蘭渓道隆が鎌倉の建長寺より移って来て11世に住持して以来禅寺となった。また将軍より山城国美豆牧・蔭原荘・河内国普賢寺領・摂津国利倉・美濃国富永荘・丹波国坂生郷などの地の地頭職を受けた。また鎌倉・室町期には荘園18カ所を有した。1334年(建武1)の鎌倉・室町期に京都五山の第1位に列せられたが,1386年(至徳3)足利義満が鎌倉・京都の五山を定めたときに京都五山の第3位として,現在に至っている。また寺宝として俵屋宗達の「風神雷神」二曲屏風(国宝),海北友松の「竹林七賢」がある。〔参考文献〕『日本宗教史』
『東山建仁寺志』