●建長寺 けんちょうじ
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神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の総本山。巨福山建長興国禅寺という。鎌倉五山第1位をしめて開山は南宋の高僧蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)。開基は北条時頼。本尊は丈六の地蔵菩薩を置く。はじめは聖一弁円とはかって万寿寺を模して禅寺を造ろうとして,1251年(建長3)に起工して1253年に落慶供養した。建長寺はわが国最初の禅家専修の道場とされ,建立の趣旨は,上は天皇の万歳,将軍家ならび重臣の千秋・天下太平を祈り,あわせて源家三代・北条一族の死者の霊を弔うためといわれる。かつては,この地は地蔵谷といわれた処刑場であり,その処刑者の霊を慰めるために心平寺という一宇が建ち,地蔵菩薩を本尊として置かれたところと伝えられている。この山号は地名の巨福呂をとり,寺名は年号から取られた。現在の総門は1783年(天明3)に京都の般舟三昧院から方丈と共に移されたもの,梵鐘は1255年(建長7)物部重光作。〔参考支献〕『鎌倉市史』
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