●ケンタッキー
北アメリカ アメリカ合衆国 AD
アメリカ合衆国中央東部の州。州都はフランクフォート。ケンタッキーとはインディアンのことばで「明日の土地」を意味する。17世紀後半よりヴァージニアの一部であったが,1750年のウォーカー・1751年のギストの探検後この地に入る移民が多くなった。1792年ヴァージニアから分かれて,第15番目の州として連邦に加わった。1798年アメリカがフランスと戦争状態に陥って「外人法」と「治安法」を制定したとき,ケンタッキー州議会はこの二法が違憲であって無効であるとするジェファソン草案の決議を採択した。この決議は,連邦議会の決議を州議会が否定しうるとする州権論の決議として注目された。アメリカ=イギリス戦争では主戦論を展開し,アメリカ=メキシコ戦争にも積極的に動いた。奴隷問題については賛否両論に分かれたが,南北戦争がおこると,奴隷州ではあるが北部に残り,いわゆる“境界州”となった。その経済活動の中心は農業であるが,近年,工業もしだいに増加してきている。
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