50音順    検 索

●源信 げんしん

アジア 日本 AD942 平安時代

 942〜1017(天慶5〜寛仁1)平安時代中期の天台宗の僧侶。恵心僧都・横川僧都とも称された。比叡山に登り良源に師事し,横川恵心院にて修行する。985年(寛和1),『往生要集』を著したが,これは多くの経論から地獄・極楽のありさまを示した経文を引用し,往生のためには念仏すべきことを説いた。源信のこの浄土教説は,同本浄七教史上において先駆をなすものであり,浄土教が広まる基礎ともなった。1004年(寛弘1)に,権少僧都に任じられた。博学と同時に熱心に修行を行い,1013年(長和2)の彼の願文には,念仏2億遍,大乗経53万5千5百巻を奉読とある。