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●言語年代学 げんごねんだいがく

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GlottochronoloGYの訳語。「語彙統計学(lexicostatistics)」ともいう。言語の親族関係を証明する方法の一つとして、同系語の基礎語彙の比較研究により、それらの言語が分裂した年代の古さを算出しようとするもの。アメリカのモリス=スワデシュにより発案された。この方法は基礎語彙を取り扱い、比較研究法が音韻と文法とに重点をおいたのに対する。比較的安定性質を有する英語の単語215について、英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・コプト語など13の言語について、古い時代と新しい時代を比較したところ、どの言語でも基礎語彙はほぼ一定の速度で変化すると仮定しうるとされる。ロバート=リーズの計算によると1000年後には、もとの語彙の0.8048±0.176の単語が残るという。服部四郎によりわが国にも紹介された。同氏は奈良朝の日本語と現代の京都方言・東京方言との比較、日本語とアイヌ語、朝鮮語などとも比較して、この仮定を支持する結果を得たとしている。