●ゲーム理論 ゲームりろん
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数学者ノイマンによって創始された。ゲーム事態におけるプレイヤーの最適戦略を数学的に求める規範理論のことである。のちに経済学者モルゲンシュテルンの協力で経済現象に適用され,いちやく社会科学者の注目を集めるようになった。中心原理は,ゲーム事態で相手のプレイヤーが自分にどんなに不利な戦略を選択してきても,自分の利得がこれ以上減らないという最低保証利得を考え,この最低保証利得を最大化する戦略を比較検討の上選ぶことによってカバーしようとする,ミニマックス理論と呼ばれる選択原理である。このような利益の相対的不一致と戦術上の対立状態が経済現象でもみられるので,比較的分析の容易な単純で抽象化された構造のゲーム事態で最も合理的な行動を数学的に求め,これを経済現象その他の現実の行動の分析にも応用しようというのがこの理論である。知覚・思考・測定などの心理学的研究法や心理統計の発展にもさまざまの影響を与えている。