●ケプラー
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1571〜1630 ドイツの天文学者。1599年,デンマークの天文学者ティコ=ブラーエの助手となり,火星運行の研究を開始。天才的観測者であったティコが,フヴェン島の天文観測所で行った観測の膨大な記録をもとに,コペルニクスの地動説体系を,さらに数学的に精密なものにする仕事にたずさわった。1609年,惑星の軌道が太陽を焦点の一つとする楕円である(惑星連動に関するケプラーの第1法則)こと,惑星と太陽を結ぶ直線は,惑星が軌道上を動くにつれて同じ時問に同じ面積を描く(第2法則)ことを発表,さらに1619年には,惑星の公転周期の2乗と,惑星から太陽までの距離の3乗とが比例する(第3法則)ことを明らかにし,地動説理論を数学的に完成した。ケプラーは,神聖ローマ帝国皇帝づき数学者であったが,その職務は占星術による運命予測であり,彼の宇宙観は,天体の音楽的比例調和という神秘主義的な観念に着想を得ていた。
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