●ケニヤ共和国 ケニヤきょうわこく
アフリカ ケニア共和国 AD
Republic of KenYa スワヒリ語ではTamhuri Ya Ken-Yaアフリカ大陸東岸中央部,インド洋に臨む発展途上国。面積58万2,646平方km,人口2,929万人(1996)。首都ナイロビ。公用語はスワヒリ語だが英語も事実上準公用語のように使用される。7世紀ごろにはインド洋沿岸部でアラブ人が交易活動を行っていたが,16〜17世紀にはポルトガル人も参入してきた。1895年イギリスの保護領(東アフリカ保護領),1920年にはその植民地になった。第二次世界大戦後,ジョモ=ケニヤツタ(1890ごろ〜1978,初代大統領)率いる独立運動が高まり,1963年に独立,翌年から共和国として発足した。赤道直下にあるが人口が最も稠密なヴィクトリア湖盆地は標高1,000m内外にあって,暑いところでも平均18℃から34℃程度である。野生の宝庫として知られ,アフリカ大陸の諸国のなかで最も多くの外国人観光客が訪れる。しかし他方,主産業である農業の適地はあまり豊富ではなく,また少雨のため,灌漑プロジェクトなどの農業改善が進められている。輸出の過半はコーヒー・茶・サイザル麻などを中心とする農産物で,おもな輸入品目は原油および輸送機械よりなる。総人口の90%以上は農村部に生活し,70の部族,75の言語があり,伝統的なマサイ族などがとくに有名。対外的にはイギリス,ウガンダとの結びつきが強い。〔参考支献〕ジョーイ=アダムソン『野生のエルザ』シリーズ
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