●ケーニヒスベルク
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バルト海に近いソ連の西端の都市。現在はカリーニングラードになっている。西・南はポーランドに接し,ソ連本土とはリトアニア,ラトヴィアでさえぎられている飛び地であるため,この都市を中心にした地域は,ロシア共和国の特別直轄区になっている。1945年まではドイツの東プロイセンに属していた。外港にバルチースクがあり,運河で結ばれている。造船・機械・車両・食品などの諸工業がある。カントの生地として有名で,12,13世紀の東方植民で開かれ,教会や城塞がつくられ,1544年には大学も開設された。1656年,スウェーデンのカール10世がブランデンブルク選帝侯とこの地で条約を結び,1807年には,ティルジット条約を補完する条約がナポレオンとプロイセンのあいだで結ばれた。ソ連の政治家カリーニンの名をとって現在の市名となった。