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●ゲッティンゲン7教授事件 ゲッティンゲンしちきょうじゅじけん

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD 

 ドイツ,ハノーヴァーゲッティンゲン大学で7人の教授が罷免された事件。1837年保守的なエルンスト=アウグスト(イギリス国王ジョージ3世の子)がハノーヴァーの王になり,11月に憲法(1833年に七月革命の影響下で成立した比較的自由主義的なもの)を廃棄した。これに対して7人の教授が大学当局に憲法遵守の抗議文を提出し,国王の知るところとなって,12月,抗議文の起草者で歴史家のダールマン・歴史家ゲルヴィーヌス・言語学者ヤーコプ=グリムは罷免の上,国外追放,グリム兄弟のもう1人ヴィルヘルム,法学者アルブレヒト,東洋学者エヴァルト,物理学者ヴェーバーが罷免された。このなりゆきに全ドイツで教授たちを支援する世論が高まり,すべての教授がドイツ各地で職を得,1848年にはこのうちの4人がフランクフルト国民議会の議員に選ばれた。ドイツ自由主義の運動のあり方をよく示している事件である。