●系列学習 けいれつがくしゅう
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ドイツの心理学者エビングハウス(1850〜1909)が考案した記憶実験法の一つで,一連の刺激材料(単語か無意味つづりのリスト)を,提示されたそのままの順序で学習し記銘すること。系列予言学習ともいう。具体的には,1度リストを提示したあと,次回からは初めと同じ順序で1項目ずつ提示しては次に提示されるべき項目を予言させるという手続を一定回数反復する。したがって,各項目は次の項目を予言するための手がかりになる。系列学習では通常,正しく予言される比率が系列の位置によって異なる現象,すなわち「系列(内)位置効果」がみられる。系列の両端に位置する項目は,中央付近の項目よりも正しく予言される比率が大きいのである。この効果はおもに二つの要因によって生じると考えられている。一つは両端の項目が目立ちやすいための孤立効果(正予言率を上げる作用),いま一つは中央付近の項目間に生じる混同(正予言率を下げる作用)である。