●桂林 けいりん
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中国広西壮族自治区北東部の都市で西江の支流桂江,さらにその上流のリコウ※注1※の西側に位置する。リコウ※注1※は秦の始皇帝のとき完成した霊渠によって湘江と結ばれ,揚子江につながり,古くより交通の要衝として開けた。こんにちでは湖南と広西を結ぶ鉄道湘桂線も開通している。地名は秦が広西の地を桂林郡としたことに始まり,肉桂が多く自生していたことから名づけられたといわれるが,現在では桂花樹(もくせい)が多くみられ,秋には街中にこの芳香が漂う。「桂林の山水は天下に甲たり」といわれるように,桂林から陽朔までのリコウ※注1※ぞいは山水画のような美しい景観をみせている。この付近一帯は地下3,000mにも及ぶ石灰岩層がつくりだしたカルスト地形であり,亜熱帯の気候で雨が多いこともあって,多くの奇峰や鍾乳洞がみられる。桂林市区の人口は43万2,000人(1982)である。おもな産業は農業・商業・軽工業。最近は観光にも力を入れ,外人観光客も多く立ち寄る。
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