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●計量心理学 けいりょうしんりがく

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 心理学的測定法ともいわれているように,主要な領域は心理学で用いられる測定法と心理学における数量化の基礎を研究し,心理現象を規定する変数間の関数関係を統計的に明らかにすることである。その発展には二つの契期があった。一つはフェヒナー精神物理学的測定法で,彼は弁別閾に関する実験から間接的にしか接近しえない感覚量と物理的刺激量との関数関係の法測を誘導し,その後の心理特性全般の定量化の道を開いた。もう一つはゴールトンの個人差の研究で,彼は種々のテストを実施するとともに特性の分布間の研究に相関の概念を導入し,現在主要な研究領域になっている因子分析の発展にきっかけを与えた。そしてこれに加えて,心理測定の範囲を態度や好みなどの,より高次の認知判断にまでひろげたサーストンが中心になって,専門紙「サイコメトリカ」を発刊したことがあげられる(1936)。これによって一つの独立の研究領域としての地位を確立した。