●系統的観察 けいとうてきかんさつ
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組織的観察ともいい,研究の目的や理論的枠組に従って,特定の視点から観察項目を計画的・組織的に設定し,それに従って必要な場面を観察することをいう。観察本来は,人為的干渉を排し,客観性を保つために,観察者はその場面に没入することなく,外部から冷静に観察することが必要である。観察法を自然的観察法と実験的観察法に分けることもできるが,実験的観察法を“研究目的に従って観察すべき状況に,なんらかの統制や修飾を加えて行う観察”と定義するならば,系統的観察法とほぼ同意義になる。系統的観察は集団内の相互作用過程の分析にしばしば用いられる。相互件用の出現頻度をみるためには,カテゴリー=システムが適当で,程度をみるためには評定尺度法が有効である。前者はあらかじめ言動のカテゴリー=リストをつくっておき活動進行中に瞬間的にチェックする方法であり,後者は活動進行中にはメモだけをとり,集団活動が終わってからその程度を量的に評定する方法である。