●系統地理学 けいとうちりがく
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一般地理学または地理学通論ともいわれ,地誌(地域地理学)とともに地理学の2大分野を形成している。系統地理学はさらに,自然環境を対象とする自然地理学と,社会的事象を対象とする人文地理学とに大別される。自然地理学には地形学・気候学・土壌地理学・海洋学・陸水学・生物地理学などの分野があり,人文地理学には政治地理学・経済地理学(農業地理学・工業地理学・商業地理学・交通地理学)・人口地理学・集落地理学(村落地理学・都市地理学)・文化地理学・歴史地理学などの諸分野がある。系統地理学がとくに発達したのは19世紀に入って,近代地理学の祖といわれるフンボルトやリッターが現れてからであり,以後,ラッツェル,ブラーシュらをへて,学問体系が確立し,今日では多くの分野に分かれ,それぞれ他の関連諸科学との関係も深くなっている。